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20世紀において、我々人類の科学知識と技術は想像を絶する程の急速な進歩を遂げました。
この提案内容に関する現代医学の知識や技術及び医療そのものも同様に非常な進歩を遂げました。
この進歩した医学のお陰で感染症や多くの急性救急疾患などの治療方法が確立され、私達は多大な恩恵に浴しています。今や平均寿命は世界一と言われる迄になりました。
この様に進歩した医学、医療と平均寿命が世界一であるにも拘らず、我が国の国民医療費は年々増加し今や30兆円を超えて尚増加しています。
言い換えれば病気の人が減らずに段々と増加してきているという事であ ります。
長生きをしても健康な状態で長生きをしていない、何らかの疾患で常に医療を受けている人が非常に多いと言う事に他なりません。
老人ならば一つや二つ位の病気をお持ちでも不思議ではありませんが、よく見ますと、昔、老化現象で片付けられていたものが成人病となり、今や可成の若年層の人にも見られる様になった結果、平成8年から生活習慣病と呼ぶ様になりました。
3人に一人が糖尿病、3人に一人が高血圧、2〜 3人に一人がガン、5 人に一人が心筋梗塞かまたは脳梗塞と言う様に全く健康な人が減少してきて居ります。
これで本当に医学は進歩したと言えるのでしょうか?
この事は現代西洋医学で治らない疾患が非常に多くなってきていると言う事であり、中でもガン、心筋梗塞、脳梗塞は死亡原因の上位を独占しているのが現状で、此らの疾患に罹った時には治癒は当然考えられない事、如何に早く見つけ軽い内に進行を遅らせる事が出来るか、仮に、次第に進行し、時には合併症で死亡しても仕方がないと考えられているのが現状であります。
その反面、西洋医学以外に何か良い方法は無いかと患者さん自身で色々の健康食品や民間の医療器具等を探して試して居られる方が非常に多いのも現状であります。
これらの患者さんは、この様な慢性進行性疾患に対して西洋医学が殆ど無力である事を認識されている訳であり、その大部分の人は藁にもすがる思いで法外な値段の、然も内容の良く分からない利益追求型商品に騙されている事が多いのも現状であります。
そして、この分野には未だ当分の間は科学的なメスが入って品質の良否を国として明確にする気配はありません。
こうして日本が医療費の高騰に悩みながらも根本的な解決を長年にわた って先送りをしていた間に、アメリカでは1971年に当時のニクソン大統領の提案によって、先ず「ガン制圧法」を制定し、世界のガン研究の中心的な役割を持つ事の出来る国立ガン研究所をワシントンに設立し、生物学的な基礎研究と抗ガン剤による徹底的なガン撲滅運動を国家的規模で行いま
した。
10年間に亙るこのガン撲滅運動の研究の結果は、膨大な費用と、効果よりも副作用が大きく、然もガン患者の減少は認められず全く無意味であるという結論に至りました。
しかし、アメリカ政府は膨大な医療費の増加を何としてでも食い止める為に、ガン制圧法と時を同じくして第一級の学者を交えた"アメリカ上院栄養問題特別委員会"を設置し、世界各国から情報・資料を収集し、疾患と食事の関係、特に原因と予防及び治療と対策について徹底的な調査を行な
った結果、1977年に有名な「マクガバンレポ−ト」として知られている様に成人病は食事の間違いによる『食源病』であるという結論に到達してい
ます。
その間、同時に色々な食材の中に素晴らしい抗ガン性機能を持った物が多々ある事が発見されて来ました。
一方、我が国では1982年に日本ガン治療学会において、東京の財団法人癌研究所の所長である菅野晴夫氏が『ヒト癌の自然史』という特別講演をされました。その長文の論文の結論は、老若男女を問わず誰でもガン細胞を何らかの臓器に持っている。それは通常、直径1〜5mmの微小癌である。
しかし、健康なヒトの微小癌は強力な免疫監視機構によって守られている 為に癌と言う病気にまで発病する事はない。何らかの原因でこの免疫監視
機構が弱くなった時に癌に発育してしまうという内容でありました。
以上の3つの報告と論文をまとめて考えると実に面白い結論に達する事に気がつきます。
即ち、ガン細胞は誰でも持っている。 仮に何らかの原因でガンになっても抗ガン剤では治らない。
食物の中にガン細胞を抑制する多くの機能性物質が含まれている、と言う事であります。
20世紀の半ば迄は正常な人にはガン細胞は一つもない、何らかの原因で正常な細胞が傷ついてガンになると、その細胞はどんどんと無制限に発育して行くというのが定説になっておりました。その定説が崩れた事になります。つまり、健康な人でもガンと常に共存していると言う事になります。
このガンとの共存の状態を維持し、更に微小ガンが大きく発育するのを抑制している力こそが自然治癒力或は恒常性維持機能と言い得るものでありましょう。
ガンに対しては生体の自己防御機能が大きな役割を発揮しますが、その他に生体には自己修復機能、自己調節機能と言う大きな3本の治癒系が実際に存在します。
この自然治癒力が次第に低下して来たが為に現代医学で治癒さす事の出来ない多くの疾患群が増加して来た訳であります。
現代医学は、疾患の治療がその最大の基本的な目的であります。
従って、疾患に罹患した人の治療にいろいろと策を講じて思考をめぐらすのは当然でありますが、同じ疾患が同じ地域、同じ年齢、同じ生活内容でありながら、罹患する人としない人があると言う自然界の現実をもっと謙虚に見つめて、その違いを明らかにし、発病の原因、発病しなかった原因を対象に、そこにある発病抑制因子の解明をすることが、現代医学にとって脅威であり強敵であるこれらの生活習慣病、難病の予防につながること、ひいてはその中に治療に関する新しい事実が多く含まれているということに思いをいたらせて、もっと、広い視野で、研究を推進してゆかねばならないのであります。
然るに、個人的にそのことに考えをめぐらし、その方面の知識を取り入れようとしても、知的ソースとしての科学的研究が国家、あるいは学会のレベルで行われていないために、科学的な理論として活用しうる根拠がなく、立ち消えになってしまうことが殆どであり、臨牀の場で、医学的に明らかにするための土壌がいまだ殆ど育っていないといわざるを得ません。
一方、アメリカでは先に述べましたように、1977年のマクガバン・レポート以来、その方面の研究が強力に行われ、現在、癌に関しては明らかに減少をしてきております。
日本における現代医学が、頑なに現在の理論的な手法での結論付けのみを続け、自然の法則に対してもっと謙虚に視点を変えて見つめなおさねば、その上でこそ成り立っている現代の非常に高度な現代西洋医学的治療技術も充分にその価値を発揮することができないのであります。
何れは治療効果の明らかな低下をきたして、現代医学の正しい発展も未来も全く暗黒の世界に向かっていくであろうと考えざるを得ません。
一例を挙げますと、アレルギー性疾患に対しては抗アレルギー剤を対症的に処方するのみで、基本的にアレルギー性素質を健康な体質に戻すことをせず、自己免疫疾患に対しては、免疫系の一部の著明なる更新のために起こっているということで、強力な副腎皮質ホルモン剤や強力な免疫抑制剤を投与し、本来の免疫機能を強力に抑制し続ける治療、ガンに関してはがん細胞を攻撃する色々な薬剤を開発し、副作用は仕方ないとの前提で強力に投与するが、最後の1個のガン細胞までも消滅することは不可能であるにもかかわらず、抗がん剤を投与することなどであります。
このような治療では単に症状を薬物の力で抑えているに過ぎず、基本的にアレルギー体質の改善や、免疫系の正常化による免疫機能の自立性による自己免疫の解消と免疫寛容現象の活性化、あるいは正常な体内免疫監視機構によるガン細胞の発見と攻撃機能の活性化などではなく、あくまでも、一時の対症療法に過ぎない治療であり、強力な発作がいつ襲ってくるかもしれないという恐怖は患者自身が常にもっているストレスであります。
自然治癒力、恒常性維持機能の低下の原因は、まさに全身を構成している一つ一つの細胞の機能の低下そのものであり、文明の進歩と共に次第に自然環境が悪化し、更に養殖、ハウス栽培、人工肥料、連作、農薬、多くの添加物、レトルト食品、ファストフ−ド、インスタント食品、ストレス、生活習慣の不規則等々と、これら無数に存在する栄養価の低下と活性酸素の増加とビタミン、ミネラル類、微量元素および抗酸化物質その他の減少によって起こる細胞機能の低下、特に、生命現象に深くかかわっている臓器、組織を構成する細胞の機能低下が、自然治癒力の低下の原因である事は明らかであります。
これらの機能低下を招いている細胞を元通りに健康な状態に戻して正常な機能を回復させるためには、薬物という生体にとっての異物では絶対に成し得ないことであり、飽くまでも、生体が非自己と認識しない天然の食物サイクルの中に含まれるものに限るのであります。
食物の中に含まれているガン抑制作用のある多くの機能性物質に関する方面の研究を国の方針として押し進めた結果、1980年前後からアメリカにおける臨床栄養学は急速に進歩して来ており、現在の西洋医学で治らない多くの成人病の治療の為に、極めて純度の高い自然の儘の食材による健康補助食品が、既に多数の企業によって生産、販売され、一部のものは既に医師によって処方されているものもあります。
此らの健康維持の為に必要な補助食品の中には、良質の蛋白質、ω3系 の多価不飽和脂肪酸、食物線維、ビタミン、ミネラル、微量元素、及び植
物機能性食品、中でも抗酸化物質等優れたものが多いのであります。
更にまた、この15〜16年の間にアメリカでは画期的な製品が、約15年 以上の地道な研究活動の結果生まれました。
それは糖鎖と言われる糖質栄養素の1種であります。
2年前から日本にも上陸し、既にイギリス、カナ ダ、オ−ストラリア等では特許を取得し、世界的に販売されようとしてい ます。
これは今迄、全く誰も考えつかなかった人体の生命現象の基礎とも言う べき部分を構成する物であります。人間の生命現象の基本である精神神経
系、内分泌系、及び免疫系等々の全ての細胞の基本的な活動の基礎になっている物であり、これ無くしては生命はあり得ないとも言える哺乳動物の生命の存在と健康にとって必須の物であります。
日本ではヒトゲノムの解析が終わり、愈これに関する厚生労働省の委託研究プロジェクトがやっと発足しようとしている所であって、研究が完成
し学会発表が行われ臨床的な試験を経て製品化するには未々数年以上は掛かるであろうと考えられます。
現在、難病や不治の病で悩んでいる人達の心理的な弱みに付け込んで、恰も難病や不治の病から解放されるかの様な誇大宣伝の下に、単一の然も高額商品の販売が新聞や雑誌の広告欄等に溢れていますが、人類の複雑な
防御機能や修復及び調節機能は、残念ながらこの様な単一の成分や方法に よって正常化する様な単純なものではありません。
人体の無数とも言える複雑な機能を発揮する原点である各臓器、各組織の中の一つ一つの細胞が、全体として有効に機能する為に必要なものを全て自然の恵として補給する事、更にそれらの多くの各細胞がお互いに連絡
を取りながら生体が生きる為に必要な機能を共同で行う為の細胞間の情報伝達機能の整備が最低限必要な条件である事は今の医学的見解から考えても当然の事であります。
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