日本自然医学療法研究センター 糖鎖
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1.免疫系の起源  
 
2.花粉症について

春になって気持ちもやっと明るくなるはずであるのに、花粉症と云ううっとうしい病気が始まる季節でもあります。花粉症の皆さんは、さぞ辛い毎日をお過ごしでしょう。調査の結果では国民の約16%の人がかかっているといわれますが、実際はもっと多数の方が罹患して居られると思います。

昭和の初めは勿論、戦後しばらくの間まで、花粉症という言葉も病気もありませんでした。医学部でも聞いたことはありませんでした。このように戦後新たに現れてきた病気は、いまや非常に増えてきており、根本的な治療法は見つかっておりません。
では、昔なかった病気がなぜ発生して大流行をきたしているのでしょうか?
この花粉症は戦後の病気で立派なアレルギー性の病気です。その原因は免疫機能の低下によって起こります。免疫のことについては、今、此処では説明は致しませんが、簡単に言いますと、免疫系は先祖代々、親から子へ、子から孫へと伝えられてきたものであり、我々の先祖が多くの犠牲を払って築き上げてきた細菌やウイルスと闘ってそれに打ち勝つ強力な免疫系が作られ、今の我々に伝えられてきたものです。

この複雑で命を守ってくれる免疫系が不幸にも弱ってしまった為にアレルギーや自己免疫やガンが発生することは、既に他の頁でお話しましたが、では何故、先祖の方々が営々と多くの犠牲の上に作り上げ、現代に伝えてくれた免疫系が弱ったのでしょうか?また、昭和の初期には無かったのですから、我々の代で弱ってしまったことになります。では、その原因は何でしょうか?

結論から言いますと食事とストレスが原因であるということが出来ます。昔、若い頃になんとも無かった方でも、ストレスや食事内容によって何年かの後に発症している方もかなり見受けられます。食糧事情がよくなり、日本人が先祖代々あまり食したことの無い食材を摂取したり、経済優先の農業漁業政策による季節と中身を無視した栽培養殖事業によって本来の食材が自然に保有しているはずの多くの栄養成分が非常に低下してしまったこと、四季に捉われずに食べられることによる栄養素の偏り、過酷な社会経済環境によるストレス、文明の進展とともに襲ってくる大気や水質の汚染などなどが大きな原因です。
花粉症の辛い症状を一時的に消去する抗アレルギー剤は色々と発売されておりますが、これはあくまでも、抗原抗体反応によって発生するアレルギー症状発現に必要な微量活性物質の体内での発生を抑制するものであり、根本的にアレルギー体質を根こそぎ改善して、元の健康な体質に改善する働きがあるものではありません。
ですから、毎年、症状が出始める数ヶ月前からこれらの薬を飲み始めなければなりません。また、年々アレルギー反応は進展したり、他のアレルギー疾患に移行することもしばしばですから、ついには年中症状が持続するようになったり、他の食事アレルギー等が併発すると、重篤な救急症状が起こることもあります。

是非、根本療法を行いながら、辛い症状が出ているときには抗アレルギー剤を併用して基本から治される事をお勧めします。年齢的に若い方のほうが短い期間で治る可能性が大きいのです。

 
1.免疫系の起源

皆さん、免疫系はどのようにして今のように高度に発達してきたのでしょうか?
勿論詳しいことは、未だはっきりとは分っておりませんが、われわれが生きて行く上で、日常生活上、或は、最も大切な食生活上、当然考えられることがあるのです。
生命の起源は有機物、それからバクテリアといわれており、それからアメーバの様な単細胞生物になったと考えられています。我々の大昔の先祖、それはサルであったといわれますが、その未だもっと古い先祖は、恐らく単細胞から進化した水中の簡単な多細胞生物ではなかったでしょうか?
その生物が水中から栄養素を摂取する時には、口から吸い込んで必要なものを吸収し、不要なものを排泄していたと考えられます。即ち口と半体側には排泄の肛門がある簡単に考えると一本の管と思えばよいでしょう。

所が水中には栄養素もあれば、毒物もあり、また、細菌の様な敵もいることですから、その管が敵を排除し、毒物を解毒する部所をつくり、こうして免疫系が出来、肝臓が出来たと考えられます。また、摂取する前に敵味方を識別するための感覚器官が口の近くに出来上がり、それが脳となり、目や鼻やその他の感覚器官になったと考えられます。 全てがこの一本の管から出来て参り、この管こそが免疫系の本部といえるはずなのです。

我々人類にもこの管はあります。即ち、口から食道、胃、十二指腸、空腸、廻腸、大腸と分類されますが、そのどの部分にもそれぞれの役割があって、機能しているのです。敵味方を見分ける免疫系の本部は恐らく空腸にあると考えられます。この部位の免疫機能はこの世に生まれたときから死ぬまでの長い間、この固体の免疫機能の最高司令官として機能しているはずなのですが、この機能が栄養素の過不足、食品添加物、化学薬品、不規則な生活、ストレス、などで極めて機能低下を起こしやすいのです。

また、民族的な問題もあります。肉食で発展した民族、或は菜食で生き延びている民族では基本的に異なるはずです。特に、アレルギ−、リウマチ、ガンなどは、この機能が健全か否かに全てかかっているといっても過言ではありません。この意味から、食事が如何に大切か、規則正しい生活が、そしてストレスのない希望にあふれた生活が如何に大切かが理解されます。腸にある腸管免疫、自然免疫系の機能の健全化こそが健康に生延びる基本と考えられます。以上。

 

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